|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
富士通フロンティアーズ |
FF |
14 |
7 |
20 |
14 |
55 |
明治安田パイレーツ |
MP |
0 |
0 |
0 |
7 |
7 |
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1 |
FF |
3:41 |
#3キャメロン21Yard R4n |
#11西村Kick |
1 |
FF |
12;00 |
#3キャメロン→#22宜本(潤)75Yard Pass |
#11西村Kick |
2 |
FF |
3:53 |
#3キャメロン →#81中村1Yard Pass |
#19吉田Kick |
3 |
FF |
6:58 |
#3キャメロン→#81中村3Yard Pass |
#19吉田 Kick |
3 |
FF |
9:55 |
#3キャメロン→#25成田 39Yard Pass |
#19吉田Kick |
3 |
FF |
10:26 |
#3キャメロン→#25成田 15Yard Pass |
#19吉田Kick |
4 |
FF |
2:44 |
#12平本→#81中村10Yard Pass |
#19吉田Kick |
4 |
FF |
5:08 |
#32後藤17Yard Run |
#19吉田Kick |
4 |
MP |
10:26 |
#4広野→#88二宮 14Yard Pass |
#13 高野Kick |
昨年に続き、明治安田ののハーフタイムにアントキの猪木が登場していたようですが……
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うーーーーん。微妙。
基本としていうと、「戦術的・戦略的にはある程度アタリだったのだが、遂行力に欠けてしまう」という事なのかな。
フロンティアーズは前半、相手にお付き合いして要所のパスを落球してしまった事で、前半の得点が伸びず。パイレーツは前節のふがいない試合から一転して「時間をたっぷり消費してドライブ」「プリッツを多用してプレッシャーを感じさせる」という事で一発ドカンの1Qラストの得点以外はほぼ想定内、だったんじゃないかな。
しかし、想定外なのは今回も#4広野の出来で、短いパスはいいが長いパスがコントロール出来ていない。もしかして指か手首か肘を痛めているのではないだろうか?(手前に力なく失速して落ちる事が多い)
逆にキレは劣るがオプションで相手守備にプレッシャーを与えていた#16佐藤の方が展開力に優れていたかもしれない(もっとも、それは別の理由があってのことで、後述)。
守備もIBM戦でタックルを振り切られる場面が続出していたのに比べると、機能はしていたと思う。
しかしながら3Q以降交代出場してきたRB陣、レシーバー陣の層の厚さに我慢しきれなくなって大量失点に繋がったのが残念。
で、この試合でパイレーツが最も光ったのが「エンドをキーにしたランプレー」で。
インサイドの強いフロンティアーズDLに対して、カウンターやクロスのダイブなどのランで攻撃を展開した(記録上そんなに出てないように見えるが、中央のランプレーが完封だった為平均すると下がってしまう)のだが、この時リードブロッカー付きのプレーの時、相手DE/LBを2人で処理すること、OTや浅いゾーンのレシーバーがヘルプに来るLBを巻き込んで遅らせるなど、いい感じで守備を前に上げさせるシーンが何度となくあった。
この時その裏プレーでオプションピッチをしたりするのだが、これがちょっといただけない。
いただけないのは、「タイミングが遅い、あるいはRBの速度を落としてしまう」というピッチ。特に#1若島がQBする時、ワンタイミングだけピッチが遅く、相手が身構える局面が出来てしまっている事が多い。その上で、ややターンボール気味になる事があり、その時にRBの速度が落ちてしまう(これは佐藤の時も)。
従って、若島や佐藤がよく見えるときは、ダイブフェイクしたRBまたはリバースしたRBを先に進ませ、自分がその後ろを突いて走る局面を作る、あるいはその裏プレーで攻める時にDEを効果的に処理出来たからであり、広野の時はキープがないのでバレバレだったから、なのである(裏を返せば若島の時は絶対にパスがなく、佐藤の時はロングパスがないしやれば仕留められそう。しかし広野の場合、絶好調ならそんな事なくパスもオプションも驚異なのである!)。
今の組み立てが悪いわけではなく、広野の出来次第で劇的に変わるような感じがするし、広野次第かな、本当に。
フロンティアーズはこの所怪我で戦列を離れていた#6神山とかレシーバーに転向した#30金とか、この所開眼した#17秋山とか、ちょっとベテランさんが目立ってきたのが嬉しいけれど、なんとなく起用が偏っているような気もするんだよねえ。