|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
オービック・シーガルズ |
OS |
7 |
7 |
0 |
0 |
14 |
アサヒビール・シルバースター |
SS |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1 |
OS |
3:36 |
#6菅原→#7池井 18Yard Pass |
#1金親Kick |
2 |
OS |
1:26 |
#6菅原→#85萩山 9Yard Pass |
#1金親Kick |
3 |
OS |
6:49 |
#1金親 38Yard FG× |
|
今回の風邪は非常にしつこくて、10月に入って喉の腫れが出てから、いまだ(10/11現在)に鼻がよくなりません。
その中でこの日は台風に起因した大雨。第一試合のコメントをご覧になって判るように、ひどいもんでございます。
どれくらいひどかったかといいますと……
The 水没。
(グラウンドの設計上、外野に向けて緩やかな傾斜が切られていて、外野側の排水溝からくみ出すので、こんな感じにたまります)
このとき持っていたポンチョが破れていて、吹き込んでぬれて大変だったので、ポリシー(特定のチームの応援グッズを身につけない)をねじ曲げてシーガルズの物販のポンチョを購入。とにかくこの物販さんに救われました。
……でも風邪が長引いたのがこの試合のせいだとしたら、それはそれでなんとも。
※くぼたさんがFaceBookのコミュニティに「川崎、水没」と投稿して、しばらくしたらX LeagueのFBに同様のコメントと写真が掲載されました。なんか、そういうセンスのなさが嫌なんですけど。ってかFB辞めて公式サイトの活動をしっかりやって欲しいんだよね。いろんなリリースが公式サイトより公式FBの方が先だったり、試合結果の表示がグタグタだったり。足場くらい固めて欲しいんだよね。
続きを読む
この試合も、雨だよねえ、な試合で。基本的にはここまで雨がひどくなければ38-17くらいの試合だったんじゃかな、と思う。
前半リターンだったシーガルズ、自陣41Yardからの攻撃だったにもかかわらずパス失敗2回などで、多分今季初パントだったのでは?どころか3回(+イリーガルシフト1回)でパント。
シルバースターは#7安藤がスタートQBだが、無理せずランで攻撃を組み立てる。が、こちらもダウン更新1回のみでパント。強くなってきた雨とともに、何とも重苦しい展開に。
返しのドライブを自陣18Yardから始めたシーガルズは、2プレー目に#6菅原のQBドローでダウン更新(自陣37Yard)。が、次の2回のランは出ず、ここで#18木下にパスを通して自陣49Yardまで進む(本日両チーム通じて初めてのパス成功)。次のプレーで#43望月のプルアウトからのランプレーで敵陣25Yardまで進むと、続いて#89森へのクイックパスを通して18Yardまで進むと、#7池井のスラントで先制(ただしINTされそうなきわどいパスだった)。
返しのドライブで自陣27Yardからのシルバースター。最初のパスは失敗し(この試合、#33中島が#16で出場? その#16へのスイング)、次のプレーでQBドローに出た安藤が、なんと次のプレーで下がって#13高橋に。その後戻ってこなかったので安藤負傷か?
で、高橋が変わり端のパスで相手のパーソナルファウルがあり、折角自陣49Yardに進んだのに、やはのこの天気が悪いのだ、#4松崎がファンブルロスト。シーガルズ自陣47Yardからの攻撃となる。ここで菅原から木下へのパスが通り敵陣35Yard。さらに望月のランで21Yard。どうもこのへん、バックネット側から攻撃した方ふんばりが効くようで(ただし、後半はバックネット側も水没し始めた。とにかくひどかった!)、一度タイムアウトを入れざるを得ないシルバースターだったものの、#20古谷に走られ、菅原のキープで押しこまれ、#21中西と望月の連続中央プレーでへこまされ、最後はコンビネーションルートで手前サイドのアウトに降った#17平野にDBがつられた所を逃さず奥に走った#85萩山へパスを通してTD。
その返しのドライブ、自陣20Yardからの攻撃で高橋が#83林にロングパスを通し敵陣42Yard。ただしここからシーガルズのラッシュが厳しくなりパス投げ捨てやらサックやらで前進かなわずパント。このパントの自陣8Yardから、まず初っぱなにハンドオフミスしてファンブルしたのを菅原が絶妙のリカバーからのランで26Yardまで進めるが、ここから進めなくてパント。
返しのシルバースターの攻撃もあっさりパント。
で、ここでシーガルズはQBを#12畑に変えるのだが、前半はこの後畑がスクランブルで敵陣45Yardまで進むも結局次のダウン更新がままならずパント。
この後シルバースターが時間を潰して前半終了。
後半は両方がパス失敗(ほぼコントロールが悪くていかんともしがたい上にレシーバーの足下が悪くて天気がもっとましならなんとかしたくれたかもしれないのに合戦)で、シルバースター2度目のドライブで、ポストに高橋がパスを投げ込むが、なんとレシーバー手前に守備選手が入り込みINT。敵陣200Yardまで進むが、望月のランの後フォルススタート、で、ここからシーガルズは壮絶なドロップゲーム(いやさ平時ならレシーバーの技量でなんとかしてくれる所が雨のせいでどうにもならないドロップばかり続くのよ、あの木下でさえ3連続ドロップだもの)に陥り、しかもこの絶妙の距離のFGを、あろうことか#1金親が「本日の失敗」癖を発揮して-いや、これも彼の名誉の為に言えば、あの芝でキックティーなしで蹴れというのは無理よ、絶対に。だから、コントロールがつかなかったのはキッカーのせいではなく水没した人工芝のせいだ-FG失敗。
返しのドライブ(ここからQBは#3有馬)をあっさりと仕留めるシーガルズ守備。しかし攻撃は反則があったりで遅々として進まず、挙げ句にパスを相手に競られて取れず、背後にいたDBにINTされ、かつシーガル陣14Yardからの攻撃権を渡してしまう。(4Qに入った所)
このドライブ、有馬がTBセットした#11戸倉へのスイング(DL呼び込んでその頭の上を越すパス)で敵陣に入ると続けざまに戸倉へパスを決めて敵陣37Yard。
続いて有馬が2連続キープで24Yardまで入るが、その後走りきれず下がり、サックを受け31Yard。
正直櫻井にはNFL狙っているなからこの状況下での48YardFG狙って欲しかったけれど、選択としては風邪は逆風だし足場が悪い上にシーカールズがブロックリターン狙いそうだったのでパントは戦略上正解だ。
で、このあと互いにパント蹴り合いラストドライブ、自陣43Yardからのドライブ。バックネット側から攻めるシルバースターは、QBを#13高橋に戻し、#83林のパスを決め17Yard、続いてこの試合終盤で登場してた#43川瀬のランで2Yard。じりじり進むもその後ロスタックルを受けて6Yard。パス失敗の結果4thになり何故かFG狙い。その時シーガルズが反則(多分ロングスナッパーへのイニシャルヒット)でハーフディスタンスのファーストダウン。が、結果としてパス失敗の後残り45秒でエクスチェンジミスからのファンブルロスト、万事休す。
しかしシルバースター守備は色々面白いことをやっていて、後半に気付いたのだけれど3rdミドル以上の時、守備ラインが3ポイントセットではなく、オール異端ディングでラッシュしかけたのにはビックリ。しかも#90定方が何度もライン割ってプレッシャー掛けてたのが印象的だった。
そしてそれ以上に驚かされたのはシーガルズ。もしかしたら菅原にアクシデントがあったのかもしれないが、後半何があっても畑からQBを動かさず、という姿勢に一本心が通っている所を感じてしまった。シルバースターが高橋をINT後に下げてしまったのとは大違いである。
そういう点では、シルバースターは怪我人などの問題もあったのだろうが、とにかく攻撃側の選手起用に幾つか義もが残る。同時にそれは、選手の特性を生かしたゲームプランが作れないのか、それとも選手を型にはめてしまうが故に伸びしろを削ってしまっているのか、とにかく自分で自分の首を絞めているような気がしてならない。
ましてや、ゲーム終盤の、相手の反則があったとは言え、何故あそこでFGなのかさっぱり理解出来ない選択とか、ハリアップオフェンスが入ってないとが、全然駄目じゃん、とか思ってしまうのよ。
やっと関口さんにやられた傷の修復が見えてきたという気もするんだけれど(ごめん、俺は前HCの関口氏の力量を全く買っていないし、ただ疲弊させて退化させたと思っているくらいなので)、もっと積極的でいいんじゃないかな。
とは言え、雨でなければ安藤が下がることもなかっただろうし、落球地獄もなかっただろうし。ベストの状態でやらせてあげたかったなあと言うのが正直なかな層です、はい。