2015年10月4日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
IBM Big Blue IB 0 14 7 14 35
アサヒビール・シルバースター SS 3 7 8 0 18
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SS 6:33  #1櫻井23YardFG    
2 IB 1:22  #25小林100Yard Int.Ret   #8小田倉Kick
2 SS 4:39  #15ミルズ→#3ウイルソン49Yard Pass   #1櫻井Kick
2 IB 7:02  #3クラフト→#2河合   #8小田倉Kick
3 IB 4:29  #3クラフト→#40スタント1Yard pass   #8小田倉Kick
3 SS 11:23  #15ミルズ→#3ウイルソン 25Yard Pass   #15ミルズ→#11戸倉Pass
4 IB 5:39  #21高木17Yard Run   #8小田倉Kick
4 IB 6:20  #34ブルックス10Yard Int.Ret   #8小田倉Kick

まあ、その、まず2QのインターセプトリターンTDは、ぶっちゃけ「交通事故」だ。
※INTした小林を貶めているのではなく、展開としての話。あれは狙っていたと思うんだけどね。リターンまでは想定外だったんでは。

それを除いて考慮したとき、シルバースターの敗因としてあげられるのは攻撃ラインのスタミナ切れ。そりゃ#34ブルックスと#99紀平(ローテーションで#93佐久間だと思うのだが)の圧力を受け続けた右側は、スタミナ切れますって。しかも、スタミナ切れが目立つとフロント3人にパスラッシュを任せてレシーバーをべっとりマークしていたら、投げられなくなるもの。
したがって終盤にパスミスが集中したのはラインのスタミナの問題。
そして、そうなった要因の一つにRBの使い方がある。
この試合、#33中島しかランプレーしてない(ミルズのスクランブルを除く)。と、言うよりも、昔からの悪癖とでも言うべき「選手の偏った起用」によるリスク回避能力の欠如というべきか(登録上、システムのせいもあるが登録されている6人全員がTBタイプ。しかしそのうちこの試合でフィールドにセットしたのは中島と高松。つまりは他の選手が何らかの理由で出られないという事。もっと悲しいのはTE登録が橋詰一人。ランプレーのリードブロックもパスカバーも、駒が足りないでは無いか)。
ランプレー絶対信者ではないのだが、特に3Q後半からのラッシュのきついときに、ブロックに参加してワンチェックしてからコースに出る選手がいないとか、紀平に2人持って行かれたときにクイックダイブを打ち込むとか、そういう選択肢がシステム上なかったの結果論だけど痛かった。
パスレシーバーもウィルソンが頭を押さえられると、厳しいパスはまだまだという(熟練度の問題)ところで打つ手がなくなってしまった。

ただ、数年前のボロボロで「なんとかメンツを保ったブロック3位」とは違う。練度が上がれば、さらに上に登れる所まで来た、というところだろう。

IBMについては、守備はとにかくフロントの3人に尽きる。こええよ、マジ。
でも攻撃は……相変わらずスタントン以外のレシーバーとのつながりが良くないというか。その代わりランの時のラインがかなり練度を上げてきて、そこへ高木と末吉がいるんで「楔」が打ち込めている。これは昨年よりもいい傾向だと思う。

さて……セントラルの行く末だが。シルバースターがブルズに負けると、ブルズ3位。IBMとリクシルの勝者が1位、敗者が2位。シルバースターが勝った場合、IBMが勝てばIBM1位シルバー2位リクシル3位。リクシルが勝つと、当該チーム間の得失点差で脱落チームが決まる。現在シルバースターが-10、リクシルが-7,IBMが+17。なので、リクシルが12点差以上で勝てばリクシル1位、11点差以下ならIBMが1位。ちなみにリクシルが28点差以上で勝つとIBM3位の目が出る、んだっけ?