うち3回はIEの暴走で(いきなり止まる)リブートしやがるし、2回はいきなりバックスペースキーで「一つ前のページに戻る」だもんな。で、書きかけは全部豚児やうし。CKEditorにしてからどうも調子悪いなあもう。
さて、この試合のキモとなるところは2点あって。
1つはシーガルズのラン守備。記録的に観ても判るように、ここまで二人とも500ヤード走っている#21高木と#10末吉を、実質完封した所。
2つめは、シーガルズが#81栗原を2Qから実質完封し、IBMのディープターゲットを殺した事。
あ、QBの先発はシーガルズ#6菅原、IBM#3クラフトです。
試合は最初、シーガルズのリターンで始まり、2フレー目に#89森へのロングパスが決まってからランパス織り交ぜて先制TDをあげる。
返しのドライブは高木のラン2回のあと#33森重へのパスで敵陣に入ると、#40スタントンーのパス2回連続、最後に末吉のランでダウン更新出来ずパント。
しかし次のシーガルズの最初のパスを、DBが身体を上手く入れてインターセプト。なんとシーガルズ陣13ヤードからの攻撃機会に、しっかりTDを上げるがTFP外して1点差。
まあここで、シーガルズのキックオフリターンを警戒してプーチキックを選択するIBM。結果として開始位置がいいんだよねシーガルズ。今回は自陣42Yardから。
最初にパス失敗があったものの、萩山へのパスで敵陣に入り、#20古谷のラン、森へのパスと立て続けにテンポ良く攻め敵陣31ヤード。
ここでQB#6菅原がQBカウンターで前進し、#7池井へのパス失敗のあと#32原のランで20Yard。次のプレーで#18木下へパスを決めて追加点。
返しのドライブはIBM21Yardから、最初に#18上廣にパスを通しダウン更新、高木のランは出なくてスタントンが落球するも、栗原へパスを通して敵陣35yard。
だかここから高木のランがロス、さらにインターフェアで罰退、この後末吉のランが出ず、クラフトがQBドローで敵陣に入るもパントに。
その返しのドライブが3回でパント。しかも敵陣43YardからというラッキーチャンスなIBM。
だが、実はここらへんからじわじわとシーガルズ守備が効いてくる。
というのも、最初#17中島へのショードパスを決めて35Yard、ついでスタントンへのパスで20Yardとなるが(ここで2Qに入る)、IBMサイドのディープのパスがシングルカバーで2回もパスカットされる。2度目は栗原へのエンドゾーンめがけてのパスだったがインターフェア(ガルズファンは「ない、今の無いっ」と叫んでいたが、捕球時では無く栗原の前に入った時に接触により栗原がバランスを崩している)で11Yard。中島へのパスが失敗した物の末吉のランで同点に追いつく。
またしてもプーチキックのキックオフで今度は敵陣49Yardからの攻撃となったシーガルズは古谷へのスクリーンで25Yardまで進むが、次にホールディングで罰退。だが#82高木へのスクリーンと菅原のスクランブルで13Yardまで進むと、#18木下へのパス、#32原のランで攻め込み、ワイルドキャットから#43望月のブラストで追加点。
その返しのドライブ、自陣25Yardからの攻撃で栗原にパスを3連続で決めて40Yard(ただし全部クイックヒット)。ところがここで高木のランがロスタックル、さらにバックサイドブリッツが炸裂してクラフトをサック、なんと25Yardまで下げられる。
でもってパントがブロックされて(思わず「うおおおおおおおっ」と叫んでしまった。メモっ中だったので)IBM陣21Yardからの攻撃となったシーガルズ。池井へのパスはゲインなし、#81松永へのパスは失敗、ブリッツ交わして菅原スクランブルで13yardまで前進して、FGで加点。
返しのドライブ、栗原へのクイックパスが決まり37Yardまで前進するがサックを受け、それでも高木のランで挽回。さらに次の栗原へのパスがインターフェアとなり50Yard。ただ、クイックでもかなり栗原はからまれている感じ。
スタントンへのパスは失敗(無資格補球者のダウンフィールド進入あり、ディクライン)するが、末吉へのパスが決まり敵陣37Yard。末吉のランで僅かに前進するが、上廣へのパス失敗のあと、この日の試合の潮目が来た。
それは、栗原へのリードボール。この日マンマークでべったりついていた#24島津がインターセプト。
何故このプレーが潮目なのか? 実はこの後栗原はターゲットになっていない。つまり2回のインターフェアを含め、スピードで守備を圧倒してきた栗原という武器が、殺された瞬間だったのである。
自陣11ヤードから攻撃となったシーガルズ、ショートパス主体で時間も消費しつつ敵陣31Yardまで進むも、反則やサックなどで下がり、前半を流す。
後半はIBMのリターン。ここからメインターゲットは#80瀧と#17中島になるので注意。二人ともインサイドやショートヤードでアフターキャッチの破壊力が売りだ。
が、結果としてパントとなり、シーガルズは48Yardからの攻撃となる。一度は木下のジェトスイープで前進するが、サックとパス失敗でパント。
自陣9Yardからの攻撃の出鼻で#11ケヴィン・ジャクソンのパスカットが飛び出すが、高木のランで16Yard、瀧へのパスでダウン更新24Yard。次の森重へのパスが失敗するが、末吉へのスイングで31Yard。だが、ここで左スクリーン(ターゲット不明)をディフレクトし、それを#2古庄がインターセプトしてIBM陣39Yardでシーガルズが攻撃権を奪い取る。
ここでシーガルズは原へのオプションで33yardまで前進し、ついで中西のランの時に相手オフサイドを貰い28Yard。さらに菅原のQBドロー、原へのパスで3Yardまで進むと、再びワイルドキャットから望月がねじ込んで突き放す。
だがこの返しのドライブでクラフトのパスが冴え渡る。自陣25Yardからの攻撃で、スタントンと瀧へのパスで46yard。続いて末吉のランで49Yardまで進むと、ここでスタントンへのクイックポスト。そこからタントンが独走してTD。11点差に戻す。
さてこの後お互いの攻撃がパントに終わるのだが、IBMはパントリターンでレイトヒットをしてしまい、シーガルズが自陣40Yardからの攻撃となる。
ここからランで揺さぶるシーガルズ。中西のオプションピッチで敵陣49Yardまですすと、中西のインサイドのランで36yard、古谷のオプションピッチで26Yard。次の菅原のQBドローでホールディングがり罰退する。次のプレーでスクランブルからパス失敗、中西へのパスはロス、しかし木下へのパスを通して21Yard。しかし長尾がこのキックを外してしまう。
その返しのドライブで2プレー目、クラフトのパスが#11原(とメモにはあるが違っていたらごめん)に投じられるのだが、もしかしたらオプションコースでのコミュニケーションミスなのか、ショートしたパスを島津がインターセプト。なんとIBM陣16Yardからの攻撃。
古谷のラン、菅原のQBドローで5yardまで進みダウン更新するも、古谷、望月2回のランを止められFG。
この返しのドライブでオフサイドがあった関係で自陣39Yardからの攻撃となるIBM。いきなり中島、瀧への連続パスで敵陣38Yard、末吉のランがロスするも次でホールディングが発生し30Yard、スタントンへのパスで22Yard、末吉のランで21Yardとなるが、スタントンへのパスが失敗し、ギャンブルに出たが高木へのパスが失敗。
次のシーガルズの攻撃を3回で止めたIBM。怒濤の5連続パス成功、スクランブルで一気呵成に敵陣10Yard(おっかねえっ!)。一度ホールディングで下がるがスタントンに2連続パス、タイムアウトを挟んで上廣にTDパスを通す。が、TFP失敗。
ここでシーガルズはQBを#19高木にスイッチ。2プレー目の古谷のランで敵陣39Yardまで進み時間消費の上でパント、これが敵陣1yard。
結果として自陣15Yardまで戻したものの、時間切れとなりシーガルズの勝利。
まあ途中IBN#99紀平が負傷退場したというのもあったかもしれないが、よくぞシーガルズは終盤に時間を食いつぶしたものである。
IBMも、最大の弱点になったCBの問題もフロントの圧力も加えて乗り切ったと思う。
そけれだけに「出ないと判っていても出し続けるラン」とかが無かったのが悔やまれる。
そして、やはり何より後半栗原の出番を奪った島津のマンマークは賞賛したいな-たとえ偶然だった、とかいうのが真相だったとしても、だよ。あきらかにあのインターセプトが栗原にとどめを刺したと思う。それ故に攻め手を欠いたと思うから。
いやー、終盤には「こんな面白い試合、ここで終わって欲しくない。同点延長、ねえかな」とか思ってしまった事を告白します。