2016年6月12日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
東京ガスクリエイターズ TC 0 7 0 6 13
オール三菱ライオンス ML 10 14 7 0 31
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 ML 2:27  #15谷口→#19吉田 21Yard Pass   #41谷澤Kick
1 ML 7:44  #41谷澤25Yard FG    
2 ML 1:12  #33鈴木33Yard Run   #41谷澤Kick
2 ML 3:37  #15谷口→#12若林 12Yard Pass  #41谷澤Kick
2 ML 6:53  #41谷澤33Yard FG×    
2 TC 11:49  #1中本→#5高岡20YardPass   #87金親Kick
3 ML 1:43  #18櫻井→#83坂本 35Yard Pass   #41谷澤Kick
4 TC 9:03  #8徳島 11Yard Run   #8徳島→#5高岡 Pass×

 2Q後半から両チームの練習モードに入ってしまった(語弊のある表現だが、経験の浅い選手に実戦経験を積ませる良い機会という意味)が、どちらかと言うと東京ガスが相変わらずで、オール三菱はそれなりの成果が見られるというのが雑感ですな。

これは、ようするに「軸となるプレー」とか「軸になるプレーヤー」の定義の問題で、これまでオール三菱は#15谷口のスクランブルに依存していた訳で(石垣が負傷-引退の当たりから軸になるランプレーが構成出来なくなった為)、そこからパスが投げられないあるいはパスよりも走れそうと思えば走る、という展開が結果的に谷口のスタミナを削るしラインの消耗度を上げてきたんだと思うんだけど、少なくとも東京ガスクラスではキーターゲットとなる斎藤や祖父江が有効に機能するし、ラインとの呼吸も合うのでスクランブル自体も減った。もうちょっとランが出て欲しいけれど、そこはまたこれからの課題だろう。

ただまあ、後半任せた#18櫻井が経験不足でドライブ出来ない時に、ベンチがプレーで助けてあげられていない、という感じもした。
あとパンターで谷口以外の選手も欲しい。マジで。

東京ガスの場合、パスの中本オプションの徳島と使い分けが明確になっている物の、投入時期がどう見てもバランスを欠いているんだよねえ。
軸となるのがエースRB#22尾花のランだが、ここにタンデム可能な#18静谷が加わったのは良い。良いのだが、じゃあその裏プレー(フェイクを入れた後の展開)で軸となる物が見られない。
結果論だけれど、ダイヤグラムはこなすが「それが試合での決定的な一撃になる」プレーになっていないというか。結果としてふわふわした試合運びに見えちゃうんだよね。