2016年10月9日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
IBM Big Blue IB 0 28 13 7 48
LIXILディアーズ LD   0 17 14 21 51
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 LD 8:54  #14青木19Yard FG☓    
2 IB 0:08  #10末吉15Yard Run   #8小田倉Kick
2 IB 0:54  #27森47Yard Fum.Ret   #11佐藤Kick
2 LD 4:26  #14青木37Yard FG    
2 IB 6:41  #3クラフト2Yard Run   #11佐藤Kick
2 LD 10:14  #9加藤→#18永川8Yard Pass   #14青木Kick
2 IB 10:34  #3クラフト→#81栗原72Yard Pass   #8小田倉Kick
2 LD 11:49  #9加藤→#2中川10Yard Pass   #14青木Kick
3 IB 2:14  #10末吉12Yard Run   #8小田倉Kick☓
3 LD 4:36  #31岡部12Yard Run   #14青木Kick
3 LD 6:27  #9加藤→#11前田25Yard Pass   #14青木Kick
3 IB 7:31  #10末吉25Yard Run   #11佐藤Kick
4 LD 2:57  #9加藤→#7宮本5Yard Pa青木ss   #14青木Kick
4 IB 6:12  #3クラフト→#81栗原1Yard Pass   #8小田倉Kick
4 LD 9:43  #9加藤→#15呉田4Yard Pass   #14青木Kick
4 LD 11:18  #9加藤→#2中川5Yard Pass   #14青木Kick

もうね。ノーガードの打ち合い。そして、魅入られたような展開。スコア見てくれれば言葉はいらないよね、というくらいの、何というか、見ていて「お腹いっぱい椀子そば」状態というか、それこそ「お前ら落ち着け」ですよ。
1QはIBMも#14政本か攻めあぐねたが、両チームパントから入るも、この試合ディアーズは前節封印していたヒッチ等浅いパスをがんがんに出す。翻ってIBM守備は#34ジェームズがいないらしく、それでもインサイドの#2ライキームと#31藤井のプレッシャーが攻撃のリズムを崩し。
で、2Q最初のプレーで末吉のランでTDを奪い、次のプレーでディアーズがパスキャッチ後にファンブルロストしたのをリターンTDしてから、試合が急激にパスハッピー路線に舵を切る。そこで受けて立ったIBMが満を持してクラフトを投入する訳で。
さらにクラフトのランで追加点を挙げたIBM、次のシリーズのディアーズをパントに追い込むも、あろうことかカバーチームがファンブルロスト。そこからディアーズが息を吹き返してTDなんだけど、その返しでいきなり栗原にドッカーンとパスが通り(DBがクラフトの動きにつられたか、フリーにしてしまった)一発TD。その返しの加藤も凄いパスでTD奪って。

3Q最初のドライブはIBMで、これもTDに結び付ける。だか返しのディアーズが止まらなくてTD。この返しのドライブで、クラフトのパスが、カバーを読み違えたが、バスコースに入ったDBがINTして、ここから流れがじわじわとずれてくる。
その後またIBMがTDを取り、ディアーズはパント。この返しを着実に攻めたIBM、4Qに入ってTD狙いのリードパスを投げた所、これもゾーンだと思うのだがレシーバーから横距離のあるDBがパスコースに入ってINT。これをまたTDにつなげたディアーズ、3点差ですよ。しかしクラフトのパスは止まらないで、突き放す訳。

しかしその返しのドライブもパスが止まらないディアーズ、またまた3点差。
その家に返しのドライブで、ポストに投げたパスをまたまたま手前で入ったDBがINT。それをTDにつなげたディアーズが劇的な逆転勝利。

ちなみに、#2ライキームは2回のアンスポーツマンライクコンダクトで出場資格の没収。次節は出られないのかな?

とにかく、自分たちで「落ち着け」と言う事が出来なかった事がIBMの敗因。そういう意味ではスポッターとか観客席とかベンチとか、とにかく「口の汚い」人が多すぎ。それではダレも落ち着かないだろう。折角、春のパールで自信を付けたというのに、自滅しては意味ないし。

それでもね。#21高木不在でもここまで攻め抜けた事は自信に思っていいと思うのさ。

それにしても守備陣は、お互いに相手QBにプレッシャーがかかる前にパスが通ってしまうとこうなるという事を身にしみて欲しいわさ。