ドームに入ってすぐに感じたのが「寒いくせに蒸してやがる」という状態で、上着を持っていって正解だったんですが、すぐに蒸し暑くなりました。こういうの困りますよね。
行きの電車と試合のインターバルで読み終えたのが
でありました。この間の直木賞で落選した事が話題になった(主にミステリマニアから呆然とした非難の声が出たことで有名)作品です。
うーん、この作品に直木賞はあげられないなあ、というのが個人的な感想。五木寛之の選評は実に的を得ていました。奇想により過ぎ、という事。
いずれまたDB登録時に書きますけれど、「わざわざそんなことをする必然性があるというのだろうか」という事が納得できないまま。奇想でなくても出来る事があるのに、わざわざそういう事をする謂われがない、というべきか。
戸川さん(まえの東京創元社の社長さん)が憤っていましたが、それはそれ、これはこれ。謎解きがいけないんではなく、不必要に奇想に流れる事が問題だという事です。
で、今日の試合ですが
東 京 ド ー ム に 、 神 を 見 た
と思います。はい、まじめに。
少なくともあそこには神がいました。恐ろしいことです(汗)
もしかして、行きの電車の中で鞄に止まっていて周囲の客ごと驚かせたあのカミキリムシが、そうだったんですかね。