|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
オービック・シーガルズ |
OS |
14 |
13 |
7 |
14 |
48 |
オール三菱ライオンズ |
ML |
2 |
0 |
7 |
7 |
16 |
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1 |
OS |
1:21 |
#34寺田48Yard Int.Ret |
#49星野Kick |
1 |
OS |
4:50 |
#30地村1Yard Run |
#49星野Kick |
1 |
ML |
9:38 |
Safty(パントブロックをエンドゾーンで確保) |
|
2 |
OS |
4:39 |
#6菅原→#18木下9Yard Pass |
#49星野Kick |
2 |
OS |
8:22 |
#43望月1Yard FG |
#49星野Kick× |
3 |
OS |
1:53 |
#44成瀬15Yard Run |
#49星野Kick |
3 |
ML |
10:33 |
#15谷口→#7佐伯18Yard Pass |
#31木村Kick |
4 |
OS |
4:32 |
#12荒木→#89森9Yard Pass |
#49星野Kick |
4 |
ML |
8:36 |
#17笹木→#7佐伯9Yard Pass |
#31木村Kick |
4 |
OS |
10:01 |
#44成瀬37Yardrun |
#49木村Kick |
|
オービック |
オール三菱 |
1stDown(Run-Pass-Foul) |
19(10-9-0) |
12(3-7-2) |
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) |
24-191-4 |
32-20-0 |
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) |
24-17-0-257-2 |
23-15-2-130-2 |
Total(ATT-Yard) |
48-448 |
55-150 |
反則(Att-Yard) |
8-99 |
2-0 |
Punt(Att-Yard) |
2-34 |
5-181 |
PuntRet(Att-FC-Yarrd) |
4-0-22 |
0-0-0 |
KickOff(RetAtt-TB–FC-RetYard) |
3-0-0-0-16 |
9-0-0-2-131 |
攻撃時間 |
21分35秒 |
26分25秒 |
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さて困った。
日刊スポーツの記者が指摘しているように「トップ選手を温存した」と言われても仕方ないのだが(攻めてはいない) 、さすがにちょっと……という試合になってしまった。
コイントスに勝ったシーガルズが後半を選択して試合が始まる。QBは#93を着用しているが登録上#10の斎藤。
キックオフのボールがダイレクトにサイドラインを割った為自陣35Yardからの攻撃で、#28萩原のランと、萩原へのヒッチパスでダウン更新し敵陣48Yardまで進むが、パスを1度失敗して次のバブルスクリーンに反応したLB#9寺田がインターセプトし、そのまま一気にエンドゾーンまで走り込み先制。
返しのライオンズは、ラン1回挟んでパスを決めるが次のスクリーンを読まれパントに。
シーガルズは#6菅原が先発。2プレー目に#85ハフへのロングパスが決まり、次のプレーでTD。
返しのドライブでスクリーンパスが決まり敵陣に入ったライオンズだがパントに。
しかしこの返しのドライブが良くないシーガルズ。#7池井へのロングポストが失敗(次のプレーで#30地村のドローでダウン更新)、#11前田へのパスと#81水野へのパスが相手守備のファインプレーで阻まれ(途中地村のランがあるものの)パントに。しかもこのパント、いきなりぶろっくされるという事態に。エンドゾーンでカバーしたシーガルズの選手がタックルされてセーフティ。
※ガルズ的にはパントブロックがとても珍しい。
ここでライオンズはQBを#17笹木にスイッチするが、正直このへんは「トップチームとの経験を積ませたい」風に見えてしまった。
この返しの途中から2Qに入るが、2Qの安定した攻撃はそれなりに「いつものシーガルズ」だった。
そう、3Q最初のTDまでは。
そこからシーガルズは若手中心の校正に切り替えたのだが、途端に反則が続く。いや、ハイテンションにプレーしているのはいいのだが、パーソナルファウル貰いすぎでしょうに。
結局2本も返されてしまい、最後には守備のスターターを戻してプレッシャーをかける始末。
問題は「これで整理できた何かがあるのかどうか」という所で。
オール三菱は攻守ともフロントが「堅い」チームである。「速い」とか「重い」みたいな使い方で「堅い」ね。
なので、シーガルズの攻撃フロントが中央のプレーでどこまで圧倒できるかというのが課題だったのだが、ちょっとずらしたプレーで活路を見いだしていた(というよりそっちが攻めやすかった)ので、中央は崩しきれていなかった。パスに関してはレシーバーとDBの関係だとどうしてもシーガルズの方が一枚上手だが……。
問題は守備。特に3Q後半から4Qにかけての笹木のドライブで、かなりいい感じに進められてしまった。つまり「レギュラーはいいけど、2本目との格差が目立つ」ようになってきたという事。開幕戦である事を割り引いても、いささか不安が残る。
唯一チームとして褒められたのは「富士通が55点なんだから、うちらも」という張り合ったプレーをしなかった所だろう。自分たちの立ち位置をしっかり認識して成長していかないといかんと思うのだ。
なおライオンズだが、もちょっとランプレーに拘っても(こういう点差だからね)良かったのかも知れない。何しろ出鼻をくじかれてプランが崩れたかも知れないが、だったらなおのこと「中央の堅いラインをうまく使ったプレー」に磨きをかける為のプレーがもう少しあっても良かったように思う。
※短いパスで守備を広げる事に注力していたという印象だ。