すんません、体調崩した

そもそも先々週からおかしな事にはなっていて。

母が家で転倒(膝と腰が悪くリンパ節も異常があって両手杖で無いと歩けない。それがコンビニの袋に滑って転倒)し、1週間痛みが引かずに入院したら圧迫骨折していた。
その母が退院して実家にお迎えしたあたりから何とも体調がおかしくて。
さに母が無理して悪化させたのでこの間緊急入院。
その手続き対応がてらに自分の糖尿の薬を入手するために会社を休んだりして。

そんな中で大阪遠征を企てたらなんと夜行バスが取れず。
結果ネットカフェで一泊したんだけど。
その帰りから鼻水が止まらず胃に多大な負荷がかかり。

『進撃の巨人』最終回前に食事も取れず(帰りの新幹線の中でお腹が下る)

かなり体調的に無理をしてハマスタ行った訳だけど帰宅してからひっくりかえってしまい今に至ります。

順次見てきた試合の感想は書きます。

2023年10月29日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 オール三菱ライオンズ ML 14 
 警視庁イーグルス KE 15   21 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 KE 5:53   #3長洲22Yard FG  
1 ML 10:58   #5ギブス→#9福田6Yard Pass  #8木村Kick
2 ML 8:25   #8木村42Yard FG×  
3 KE 2:18   #19齋藤55Yard Run  #3長洲Kick
4 ML 1:33   #25中野6Yar Run  #8木村Kick
4 KE 6:03   #19齋藤→#8桑原 27Yard Pass  #19齋藤→#87住本Pass
4 KE 10:10   #27伊藤6Yar Run  #3長洲Kick
  オール三菱 警視庁
1stDown(Run-Pass-Foul) 18(8-10-0) 12(10-1-1)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 29-129-1 29-217-2
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 26-15-2-177-1 11-4-2-30-1
Total(ATT-Yard) 55-306 40-247
反則(Att-Yard) 7-70 4-15
Punt(Att-Yard) 2-71 3-106
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 2-1-8 1-1-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 4-0-79-0 3-0-74-0
Fumble(Att-Lost) 2-2 0-0
攻撃時間 25分19秒 22分41秒

いやいや壮絶な試合、壮絶な仕込み合戦、壮絶なアジャスト合戦。
元々警視庁は尻上がりにパスが良くなるのだけれど、この試合はその偽史が殆ど無く、というより前半からランに全振りして組み立てていた。ところが最初の得点ドライブ以降前半は攻撃が機能しない。それどころかここ数年殆どのスナップを受けていた齋藤が2Qに負傷(ラフィング・ザ・パサーになたっけど)で下がって#5下村にスイッチしたけど、パスが無い(とライオンズ側スポッター席に言われていた)ことでプレーが読まれ、齋藤に戻すもプレーが制限されているのか進めない。
しかしこれをよくFG失敗に押さえ込んだな守備。ここで一つ潮目が変わった。
後半のドライブで、ラン主体の組み立てからトリプルオプションのQBキープという壮絶な奥の手でリードブロックを使って最後になだれ込むようなTDランを使って逆転するが、ここで立ち上がれず担架で退場。その余波かTFPは外してしまう。
※この時ライオンズ側のスポッターが「担架で出されたら20分は戻れないって伝えろ」と叫んでいた。この20分ってランニングタイムで20分なのかな?
この返しのドライブでライオンズもラン主体でグイグイ攻め込んでTDを奪って再逆転。いややっぱりギブスを止めるのはエリアでは無理な、と。
その返しのドライブもラン主体で攻めた警視庁だがロスタックルを喰らいパントに。

ここで決まったと思ったのよ。

ところが、リズム良く追加点を狙いに行ったライオンズ、いい感じに相手守備が上がってきたと読んでTEの外のパターンに浮いたパスを投げたのよ。自陣でそのパスは普通は通るいいパスだったと思う。

いやなんでそこに警視庁LB山口がいるのよ。

多分ゾーンブリッツか何かで下がった所がパスコースだったんだと思う。そこを見えてなかったんだと思うんだギブスが。
ジャンプ一発インターセプト。
ここで満を持して齋藤が戻る。守備が呼吸を整える間もなくパス2発でTD。

さらにギブスが責任感強く自分でなんとかしようと空回り(去年の入れ替え戦もそうだったよね)でサックされて無理投げしたところがファンブル認定で警視庁リカバー。
これを警視庁がランだけで攻めきってTD、これで万事休すなライオンズ。

結果論から言うと、ライオンズ攻撃ラインのスタミナ問題がここで露呈したというか。
また途中でラインの負担を軽くしようと長めのパスをコールしたのが幾つか裏目に出てしまった感じはある。

つまり、オール三菱に勝つには、前半をロースコアに抑える事と、守備ラインを左右に振って疲弊させること、だという事だ。
残り2戦がTRIAXとパイレーツなので、そういう戦術を持っていないから厳しいとは思うが。
逆に警視庁は齋藤に無理をさせずに次節の名古屋戦を乗り切れるかどうかにかかっている。
いやはや次節のパイレーツ対富士フイルムat海老名がとんでもなく重要な一戦になるとは。

2023年10月22日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 富士通フロンティアーズ FF 10  14  13  37 
 アサヒビール・シルバースター SS 0   10 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 1:35   #18高木→#83柴田68Yard Pass  #5納所Kick
1 FF 11:33   #5納所33Yard FG  
2 SS 8:51   #8小林→#83林29Yard Pass  #4梅垣Kick
2 SS 12:00   #4梅垣143Yard FG  
3 FF 2:04   #2ニクソン8Yard Run  #5納所Kick
3 FF 4:54   #2ニクソン1Yard Run  #5納所Kick
4 FF 0:40   #5納所36Yard FG  
4 FF 7:31   #21三宅1Yard Run  #5納所Kick
4 FF 11:41   #5納所26Yard FG  
  富士通 アサヒビール
1stDown(Run-Pass-Foul) 18(8-10-0) 8(3-5-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 27-132-3 21-23-0
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 26-17-2-217-1 27-12-4-123-1
Total(ATT-Yard) 53-349 48-146
反則(Att-Yard) 6-45 6-27
Punt(Att-Yard) 1-36 4-143
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 3-2-2 1-0-(-1)
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 1-0-8-0 2-0-27-0
Fumble(Att-Lost) 1-1 0-0
攻撃時間 25分31秒 22分29秒

試合終了後、誰かがSNSで呟いていたけれど、「シルバースターの口パンが富士通を本気にさせた」というのは的を射ているように思う。
シルバースターが前半に奮戦したというのは間違いないんだけれど、かなり攻撃的な態度(いわゆる褒められない奴)でウザがらみしていたのはスタンドからでも判る。
よってニクソンとマシスの取られたアンスポは、原則シルバースター側のやらかしである(特にニクソンのは、特定選手に向かって何か言い返していた奴だけに)。
シルバースターはこの大一番にQBをロックレイにして、ロックレイがプレーしやすい戦術をインストールしてきた(彼はレシーバーがフリーでないと投げられない癖がある。この日の前半はそこを上手く コントロールして、フリー状態のレシーバーが生まれるように仕掛けていた)が、後半対応されると投げられずにロスタックル喰らったり投げ捨てたりとなってしまった。そうなると軸になるランプレー……は#6川村不在では致し方ない。

ただやたらコーチカンファレンスがあったり(やたら熱くなっていた4Qのシルバー側は、はっきり言って見苦しい。真剣に取り組んでいるというより感情的に緊張の糸を切りに行ったようにしか見えない)、見ていてどうも据わりが悪い試合だった。

2023年10月22日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 ノジマ相模原ライズ SR 14  17  46 
 電通キャタピラーズ DC
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SR 4:27   #21阿部1Yard Run  #37佐藤Kick
1 SR 9:13   #6パランデック→#99レッドウィン3Yard Pass  #37佐藤Kick
2 DC 2:16   #18エリス→#5ジョンソン7Yard Pass  #34工藤Kick
2 SR 5:40   #パランデック→#86明松34Yard Pass  #37佐藤Kick
2 SR 6:30   #37佐藤32Yard FG  
2 DC 11:18   #34工藤33Yard FG×(Block)  
2 DC 11:36   #6パランデック→#87定成10Yard Pass  #37佐藤Kick
3 SR 7:28   #6パランデック→#87定成7Yard Pass  #37佐藤Kick
4 SR 1:03   Safty(エンドゾーンでQBサック)  
4 SR 5:43   #37佐藤40YardFG  
4 SR 11:19   #34竹内Kick  
  ノジマ相模原 電通
1stDown(Run-Pass-Foul) 21(10-10-1) 6(1-5-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 33-154-1 19-(-18)-0
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 31-19-0-196-4 16-12-0-155-1
Total(ATT-Yard) 64-350 35-137
反則(Att-Yard) 5-35 1-15
Punt(Att-Yard) 1-34 3-87
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 3-0-61 0-0-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 3-0-76-0 6-0-86-0
Fumble(Att-Lost) 0-0 1-1
攻撃時間 28分40秒 19分20秒

まあ、スタッツそのまんまで、ライズDL対電通OLで電通OLが粉砕されてしまったけれど、エリスのパスで電通攻撃の魅力満載、という点差の割に最後まで楽しめた試合でした。
電通の場合、レシーバーに河波と小貫というスーパープレーヤーが居るので、彼らを生かす為のランプレーがグイグイ出ないと効果半減なので、そういう意味ではエリアで無双するのは判るがSuperでは厳しいという事か。

ライズは、パランデックがこれだけのびのびプレーしていると攻撃が安定して進むという見本のようなプレーだった。出来れば4Qに出てきた控えQBの小林(多分、元ガルズ4番手/練習生の彼だと思う)にTDパスを取らせてあげたかった(見ていてレシーバーのドロップが3回はあった)

2023年

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 IBM Big Blue IB 20  27 
 胎内ディアーズ TD 14  14 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 TD 4:32   #14青木50Yard FG×  
1 IB 2:57   #22福岡 36Yard FG×  
2 TD 1:49   #0島津 5Yard Run  #14青木Kick
2 IB 3:38   #10ヴィラモンテス→#85鈴木16Yard Pass  #11福岡Kick
2 TD 3:58   #12大和田→#11前田43Yard Pass  #14青木Kick
3 TD 7:29   #14青木46Yard FG×  
4 IB 1:00   #2政本→#86熊井5Yard Pass  #11福岡Kick
4 IB 5:43   #2政本2Yard Run   #11福岡Kick
4 IB 11:17   #37ステュワート98Yard Innt.Ret  #11福岡Kick
  IBM ディアーズ
1stDown(Run-Pass-Foul) 19(5-12-2) 20(12-8-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 17-108-1 32-166-1
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 39-24-1-243-2 33-18-2-153-1
Total(ATT-Yard) 56-351 65-319
反則(Att-Yard) 3-15 3-22
Punt(Att-Yard) 2-88 3-112
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 2-0-3 1-0-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 3-0-110-0 4-0-125-0
Fumble(Att-Lost) 1-1 1-1
攻撃時間 19分46秒 28分14秒

前節絶賛したヴィラモンテスですが、この試合は「ワクワク」しませんでした。
それは明らかにディアーズ守備が対策していい所を出させないようにしたからで、もうバチバチのいい試合でした……4Q入るまでは。

いやディアーズは加藤がスタイルすらしていない中で、大和田が最大限爆発したし島津がすっっっっごくいい味出してプレーしていたし、樋山が戦力として充分活躍できることを示せた(宮幸がスタイルするも出番無し)、半ば順位決定戦(現時点では胎内は次節福岡に勝って、エレコムが連敗、福岡連敗で最終節エレコムが敗戦の時のみ総得失点差で順位決定戦回避と分が悪いが)狙いの試合展開にも思える。
……いや、3Qまでの得点機会(FG失敗とエンドゾーン前のファンブルロスト)得点しとけって話。
今のディアーズは3Qまでに自分たちが攻撃に時間を使ってかつTD4本程度取った状況にしておかないと勝てないという事である。
その理由は、スタミナである。この試合もあきらかに3Q終盤にスタミナ切れを起こしているのだ。3Q終盤にはスタ切れをしていながら気力でカバーしている局面が幾つもあった。

翻ってIBMだが。この試合の収穫は#86熊井の経験値が爆上がりしたことを最大の糧とすることだろう。いやスタントンは別格としてもだ。
それでも欠点は複数有って、例えば時折見られる中央のラン守備が抜かれる場面や、政本とレシーバーの呼吸が後半までフィットしない所、などなど。昨年からの課題も残っている気もしているが、ただそこで折れる事が無いのが今季のIBMの強さという所なのではないか。

 

2023年10月21日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 オービック・シーガルズ OS 14  24 
 東京ガス・クリエイターズ TC
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 OS 3:46   #9ローリング38Yard Punt.Block.Ret  #98中山Kick
2 OS  4:24   #17クルカ→#29李 7Yard Pass   #98中山Kick
2 OS 8:49   #17クルカ→#29李 15Yard Pass   #98中山Kick
2 OS 12:00   #98中山 27Yard FG×  
3 OS 8:49   #12山﨑 52Yard FG  
  オービック 東京ガス
1stDown(Run-Pass-Foul) 18(8-10-0) 6(2-4-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 22-105- 20-1-0
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 29-20-1-166-2 20-9-0-76-0
Total(ATT-Yard) 51-271 40-77
反則(Att-Yard) 1-5 1-0
Punt(Att-Yard) 3-92 9-314
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 5–81 2-2-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 1-0-31-0 3-0-55-0
Fumble(Att-Lost) 0-0 0-0
攻撃時間 25分58秒 22分2秒

今期(今秋む)初ガルズ。

なんだけど……

なんか、ひどくなってない?

いやいや、ちょっと語弊がある。
確かに李は凄い。ハフも凄い。QBのクルカは初見だけど、中々クレバーだ。西村七斗もいい。
でもね。スタッツ見て、李+七斗+ハフでプレーの8割締めてるのよ。特に七斗が負傷退場してから、李出ずっぱり(4Qになってしばらくしてから交代した)
池井や有斗の出番(ターゲットになる)も少ない。
つまり、2番手以下が、1番手を脅かすほど成長していないという事なんじゃないかな。
例えばハフが怪我をしたら、李がコロナに感染したら、現状一気に層が薄くなるという事では無いのか。そうした時の為に、経験をませるという思考はないのだろうか。

逆のシチュエーションが、この試合の東京ガスだ。
正直に言うが、この東京ガスは前節ライズに勝った時の東京ガスに比べると桂馬抜きと言うべき攻撃で受けて立った。
というのも、QBはともかく(註:これは若林を高く評価しているからともかくなのだが)RBはエース格の星野・森分がフィールドに入りもしない(※スタイルしているが、星野は最後までヘルメット持たず、森分はヘルメットを手にしてサイドラインに立ったものの、サイドラインの攻撃メンバーと距離を取っていた)というのは、恐らく最終節に全振りしたのだと思うが、結果として控えの成瀬と成田にトップチームとの対戦経験を与える事が出来たのは大きい。

そういう意味でガルズは圧勝しておかねばならなかった相手な筈である。
この先、とても不安である。

2023年10月日富士通スタジアム川崎第二試合

   1Q 2Q 3Q 4Q Total
 胎内ディアーズ TD 16 
 エレコム神戸ファイニーズ KF 16 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 TD 1:50   #61川村53Yard Run  #14青木Kick
2 TD 2:57   #12大和田→#84井田3Yard Pass  #14青木Kick×
3 KF 5:50   #5ピンデル→#14ハワード8Yar Pass  #16谷川Kick
3 TD 8:54   #14青木35Yard FG  
4 KF 5:09   Safty(エンドゾーン内でQBサック)  
4 KF 8:43   #5ピンデル5Yard Run  #16谷川Kick
  ディアーズ エレコム神戸
1stDown(Run-Pass-Foul) 11(8-3-0) 12(8-3-1)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 29-208-1 30-85-1
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 15-6-0-67-1 30-16-1-111-1
Total(ATT-Yard) 44-275 60-196
反則(Att-Yard) 2-20 2-24
Punt(Att-Yard) 5-151 7-314
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 1-0-5 5-0-11
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 2-0-37-0 5-0-111-0
Fumble(Att-Lost) 1-1 6-1
攻撃時間 21分12秒 26分48秒

あ゛ーーーーーーーーーーーーーー

なんじゃこの試合。

というのが素直な感想。

前半激しく行く事に徹した両チームは、かなり雑なプレー(Twitterで話題になった例のプレー含む)を展開して結構プレー終了後にゴチャゴチャやらかしていた、訳である。

そんな中で、ディアーズは早々に加藤を負傷で失った。まあリリーフした大和田が激烈に悪かった訳じゃ無い。
守備も、喪失ヤードで見たらそんなに悪いわけでは無い。

じゃ何故こんな結果になったのか。
1つにはパントである。ディアーズのパントカバーは7回中1回しかリターンしなかった。その結果、水の浮いた人工芝では思ったように転がらなかった。それがセイフティに繋がったり、自陣深めの所から始まった為に相手に多少有利な位置で攻撃が開始される結果になった。
これは攻撃側の自業自得と言っていいだろう。

翻ってエレコムは、相変わらずピンデルが不安定で、相当イライラしていたのが見える。
さらに前半、相手の雑なプレー(暴力的な、という意味では無いラフプレー)に煽られて興奮状態になって試合が崩れていた。あそこを冷静にこなしていれば勝てたのでは無いだろうか。

※例のプレー Continue reading →

2023年10月9日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 IBM Big Blue IB 10  14  31 
 アサヒビール・シルバースター SS
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SS 7:25   #6川村3Yard Run  #4梅垣Kick
2 IB 9:47   #10ヴィラモンテス→#40スタント7Yard Pass  #11福岡Kick
2 IB 12:00   #11福岡42Yard FG  
3 IB 10:28   #10ヴィラモンテス4Yard Run  #11福岡Kick
4 SS 2:29   #4梅垣44Yard FG×(ブロック)  
4 IB 4:52   #10ヴィラモンテス→#40スタント2Yard Pass  #11福岡Kick
4 IB 7:33   #2政本→#80小鳥居19Yard Pass  #11福岡Kick
  IBM アサヒビール
1stDown(Run-Pass-Foul) 20(12-7-1) 13(3-8-2)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 35-185-1 20-26-1
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 25-15-0-220-3 33-13-2-147-0
Total(ATT-Yard) 60-405 53-173
反則(Att-Yard) 6-52 3-20
Punt(Att-Yard) 2-64 5-145
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 3-0-(-1) 0-0-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 2-0-29-0 5-0-45-0
Fumble(Att-Lost) 2-2 0-0
攻撃時間 24分49秒 23分11秒

雨具を装備してからスタンド入りしたので、シルバースター先制点の所から見たわけです。
いやいや両QBの出来が悪いというのは失礼なほど守備がビンビンに来ていた印象。
正直4Qの梅垣のキックの所で成功していたら7点差だった訳で、そこまで拮抗していた訳です。

ところが、だ。

IBM#10ヴィラモンテス。

彼がすっっっっっっごいキーマンだった。

正直言うと、あんまりお上手という感じでは無い。華麗と言うより泥臭い。パスだって後半になるまでほぼ投げてない。
それでいながらスクランブルプレーが凄い。

いやもうね。途中から彼が出てくると、俺の心の中の野沢雅子が叫ぶのよ
「オラ、わっくわくすっぞぉ」
って。
それに翻弄されたのが痛かったシルバースター。オプションしている訳では無いのにRBにいいように走られてしまった(確かにあれは、投げさせに行った方が良かったのか? なんとも悩ましい)。

ただ気になるのは4QFG失敗してからロックレイの投入。
これ逆じゃ無いかな。ロックレイって試合通して使ってスナップ数かけて暖めていく感じの選手なので、キャッチアップだけ任せるのはどうなんだろう。逆にスクランブル解禁した柴崎の方がキャッチアップ向きなんじゃないかなと思うんだけどなあ。

2023年10月8日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 富士通フロンティアーズ FF 28  21  17  73 
 otonari福岡SUNS FS
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 2:33   #18高木→#19小梶29Yard Pass  #5納所Kick
1 FF 5:30   #18高木→#2ニクソン42Yard Pass  #13高津佐Pass×
1 FF 10:03   #21三宅4Yard Run  #18高木→#85松井Pass
1 FF 10:41   #18高木→#81中村40Yard Pass  #5納所Kick
2 FF 3:03   #2ニクソン79Yard Eun  #5納所Kick
2 FF  5:09   #21三宅6Yard Run  #5納所Kick
2 FF 9:19   #15野沢→#84神7Yard Pass  #5納所Kick
3 FF 3:18   #38濱口→#21三宅17Yard Pass  #25坂本Kick
4 FF 0:03   #33高口1Yard Run  #25坂本Kick
4 FF 9:32   #15野沢→#13高津佐20Yard Pass  #25坂本Kick
4 FF 12:00   #5納所Kick  
  富士通 otonari福岡
1stDown(Run-Pass-Foul) 26(10-13-3) 7(3-3-1)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 35-254-4 17-28-0
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 23-18-0-269-6 28-9-6-63-0
Total(ATT-Yard) 58-523 45-91
反則(Att-Yard) 4-35 3-26
Punt(Att-Yard) 0-0 5-147
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 3-0-38 0-0-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 1-0-59-0 3-0-55-0
Fumble(Att-Lost) 0-0 0-0
攻撃時間 28分37秒 19分23秒

いきなり3Q終わり間際に訪問看護の人から電話が入り、母が玄関でひっくり返って打撲したという連絡が入ったので、そこで切り上げました。
※本人は打撲だと言い張っていて病院に行きません。火曜日に訪問診療を受けて当面経過観察との事でした。

まあSUNS自体が成長したとは思うのだが、トップクラスのチームと当たるとこういう交通事故状態になるという典型例になってしまった。

SUNSの変えた方が良いと思うのは、やはりランプレー。直線的なスピードタイプが揃っているのだけれど、結局中央への楔に使える「人に強い」「クイックネス溢れる」タイプがいないのが気になる。

2023年10月7日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 ノジマ相模原ライズ SR  0  10  13 
 東京ガス・クリエイターズ TC  10   10  20 
Q TEAM TIME   PLAY  TFP
1 SR 3:18   #37佐藤22Yard FG  
1 TC 5:24   #3ティヴァカ→#19カナワイ63Yard Pass  #7高橋Kick
1 TC 11:03   #7高橋27Yard FG  
2 TC  6:36   #7高橋48Yard FG  
2 TC 9:21   #3ティヴァカ→#19カナワイ50Yard Pass  #7高橋Kick
4 SR 0:03   #37佐藤25Yard FG  
4 SR 3:36   #20ウィリアムス 2Yard Run  #37佐藤Kick
  ノジマ相模原 東京ガス
1stDown(Run-Pass-Foul) 14(4-8-2) 8(3-5-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 23-81-1 22-91-0
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 42-23-1-170-0 23-12-2-160-2
Total(ATT-Yard) 65-251 45-251
反則(Att-Yard) 6-52 7-60
Punt(Att-Yard) 5-179 6-241
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 5–16 3-1-1
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 3-0-91-0 2-0-40-0
Fumble(Att-Lost) 1-1 0-0
攻撃時間 28分29秒 19分31秒

朝いきなり実家に呼び出されて(自宅から1時間ほど北上)、道路混雑があって実家を12時過ぎに無飛び出して高速(外環和光から山手トンネル経由)ですっ飛ばしたんですが、ほぼ全行程適度に使えていてスピードが出せず、結果として1Q丸々見ることがへ出来ませんでした。
なので今ひとつ状況が飲み込めなかったまま見ていたんですが……

これ、ライズ自滅、って言っていいでしょ。

多分なんだけど、2Qのロングパスの時、ゾーンで守っていた奥気味のDBが抜かれた時全く反応せず自分の前に手中していて、セーフティーが寄った時にはトップスピードで捕球していたから、多分似たようなアサイメントか、あるいはその裏かで最初のTDやられたんだと思うんだわ。というのもカナワイはその2キャッチしかしてないから。
それを後半よく修正したと思うよ守備は(後半東京ガスはダウン更新なし計31Yard、2INT)。
じゃあどこが、という事になると、これはパランデックとほかの選手の呼吸が合わなかった事に起因している。
というか八木の引退が重くのしかかっているというか。
見ていて気付いたのは、ミドルからロングのパスでDBとレシーバーが競っていると、必ずといっていいくらいレシーバーから距離のある所にボールが飛ぶ。
これどうも「競り合いで守備にからりないように、守備選手から少し遠くに落とす」という狙いがあったように思うのだ。が、どちらかと言うとレシーバーはデザイン通りのパスコース(主にDB側に寄る)へ動こうとしているので、結果として誰も居ないところに飛んでしまう。
さらにポケットを出た時に、大抵中央のLBとDBの間か下がり目LBの前にいるレシーバーに投げたがる癖があるようで、そこのクイックで投げるときのコントロールに難があったという感じだ。
※どっちかというと、QBが上等なことやり過ぎて周りがついてこれてない感じ。
元々OLのランブロックがあまり機能せず、RBの負担が多いからパスが多投される傾向のあるチームだけに、場合によってはパランデックがヒートアップしているようならQBをワンポイント入れ替えて落ち着かせる事も必要なんだろうが、一番経験豊富な馬島はスタイルしてなかったし……。

だから、何て言うんだろう。漫画的な表現になるけど「闘気のムラ」っていうか濃淡が感じられるのね。
今一度自分たちのへ方向性を確認しないと、このままズルズルと堕ちていく可能性有るな。

なお、東京ガスは次節オービック戦が試金石だねえ。